左沢楯山城史跡公園

左沢楯山城史跡公園 (日本一公園)

JR左沢(あてらざわ)線の終点、左沢駅の北側の高台にあり、地元の豪族大江氏の左沢楯山城跡地にある公園です。 頂上東屋からは、眼下に迂回する最上川の雄大な流れと、朝日連峰・蔵王の山々を眺めることができます。この場所は全長229kmある最上川の中でも絶景とされており、数多くの画家や写真家が県内外から訪れる他、この眺望の良さから平成9年には最上川ビューポイントに、平成14年には日本遊歩百選に選定されております。 ライブカメラで今現在の楯山公園頂上からの景色を眺めることができます。ココ! 期間:年中

敷地内説明

▲自然の地形を利用して築かれた左沢楯山城

▲自然の地形を利用して築かれた左沢楯山城

①左沢楯山城遺跡
正平年間(1346~1370年)に大江氏の一族である左沢元時が自然の地形を利用して築き約270年間その地一帯を守り通した山城であると伝えられています。この立地は最上川の水運交通で生活し、活気づく人々を支配する「川の城」であると同時に、最上川の「川の道」として侵略者を監視する役割も持っていました。武士たちは、常時はふもとの居館で生活し、いったんことある時は山上の城郭にこもったと考えられております。
平成5年から始めた長年にわたる調査研究の末、庄内等各地方を結ぶ東西南北の道が交差し、あわせて最上川水上交通の利という「交通の要衝」に位置した左沢楯山城跡の歴史的価値が認識され、平成21年2月12日付で国指定文化財の指定を受けました。

▲楯山舟唄碑

▲最上川舟唄碑

②最上川舟唄碑
最上川舟唄編曲者である故後藤岩太郎翁の十周忌である昭和37年に翁の功績をたたえ、また正調最上川舟唄の保存普及を祈願し、大江町を流れる最上川を一望できる楯山公園頂上に建立されました。

▲春、桜咲く東屋とベンチ

▲春、桜咲く東屋とベンチ

③東屋
頂上には東屋が整備されており、ゆっくり眺めを楽しむことができます。春には桜も咲くので花見も楽しむことができます。

☆駐車場ができました☆
敷地内には駐車場がありませんので、こちらをご利用ください。
公園までは200mほどです。